キャバクラ、クラブ、スナックにラウンジ…。業種は色々あるけれど、選び方がわからない!
このように、求人サイトを開いたもののいきなり困ってしまった経験はありませんか?
今回は、違いがわかりにくいナイトワークのお仕事をお店の形態ごとに比較し、それぞれの特徴を解説します。
ぜひ、お店選びの参考にしてください!
Contents
キャバクラ
お店の特徴
ナイトワークの中でも、最もメジャーなのがキャバクラ※1です。
全国でも店舗数が多く、お店の利用料もリーズナブルなところからちょっと高級なところまで幅広く存在します。
その認知度の高さから様々なお客様が訪れ、エリアによっても客層に大きな違いが見られます。
働く女性の年齢層やコンセプトなどもお店によって様々なので、自分に合ったお店をじっくりと吟味することができます。
※1 札幌のすすきのエリアでは「ニュークラブ」と呼ばれています。
主なお仕事内容
キャバクラでは、1対1での接客が基本です。
指名を受けたお客様のテーブルにつき、お酒を作ったりしながらお喋りを楽しみます。
指名がない場合は、キャバ嬢を指名しないフリーのお客様のテーブルにつき、数十分ずつ交代で接客をします。
いかに多く指名を獲得するかがお給料に直結するので、フリーのお客様に積極的に話しかけるなど努力が必要です。
お客様とまめに連絡をとって来店を促したり、閉店後もお客様と出かけて楽しいひと時を提供したりと、お仕事にかける時間が長くなりがちなので注意しましょう。
給料形態
キャバクラのお給料は一般的には時給制です。
新人の間は固定時給システムが適用され、一定の期間が過ぎたら指名数や売り上げに応じて時給が変動するスライド式時給システムが適用される流れになります。
固定時給システムでの平均時給は、2,000円~3,000円程と言われています。
時給アップの基準はお店によって様々なのでHPなどで確認しておきましょう。
また、お客様と一緒に店舗に出勤する同伴の本数や、指名数に応じてプラスアルファのお給料がもらえる場合もあります。
キャバクラのお仕事がもっと知りたい方はこちらもチェック!
ガールズバー
お店の特徴
ガールズバーは、バーテンダーが女性中心のショットバーです。
指名制度や同伴、アフターなどがないお店が圧倒的に多く、普通の居酒屋で働く感覚と近いお店もたくさんあります。
お客様との距離もキャバクラほど近くなく、連絡先の交換もしなくてよい場合が多いため、ナイトワークの中でも飛び込みやすいと言えるでしょう。
リーズナブルなお店も多いことから、比較的若いお客様が多い印象です。
主なお仕事内容
ガールズバーでの主なお仕事は、注文を受けたお酒を作ってお客様に提供することです。
お酒作りの経験がなくてもきちんと教えてくれるので心配はいりません。
カウンター越しでの複数人を相手とした接客が主となるので、お客様との距離が心配な方にとってはうってつけの職場環境と言えるでしょう。
しかし、長時間立ちっぱなしでの勤務となるため、はじめは大変かもしれません。
給料形態
お給料は時給制の場合が大半です。
時給は1,200円~2,000円ほどのお店が多く、ナイトワーク全体で見るとやや安めの設定になっています。
プラスアルファとして、キャスト用のドリンクを注文していただいた場合にいくらか還元されるドリンクバックを採用しているお店もあります。
ガールズバーのお仕事をもっと知りたい方はこちらもチェック!
スナック
お店の特徴
スナックにはママと呼ばれる店主がいます。
ママのキャラクターがお店の雰囲気を決め、それを気に入ったお客様が常連となるパターンが多いため、家族のようなアットホームな空間となる場合が多いようです。
ママと良好な関係を築けるかどうかによって働きやすさが左右されるので、まずは見学・体験入店をしてよく観察しておきましょう。
また、カラオケが設置してあるお店で働く場合は、みんなで盛り上がれる曲をいくつか用意しておくと、いざという時に困りません。
主なお仕事内容
お店の規模は様々ですが、基本的にはカウンター越しの接客がメインになります。
テーブル席が複数設けられているような規模の大きいスナックの場合は、いくつもの席を行き来しながら接客をする視野の広さも必要です。
軽食を提供することも多いため、お店によっては簡単な調理を任される場合もあります。
指名制度はなく、同伴やアフターなども必要ない場合がほとんどです。
給料形態
お給料は時給制の場合が大半です。
平均時給は1,500円~2,000円程ですが、個人経営の小さなお店も多いため、事前に確認しておくとよいでしょう。
ラウンジ
お店の特徴
ラウンジにもママがいて、店内は主にテーブル席・ボックス席がメインです。
様々な形態があり、規模の大きなスナックのようなお店もあれば、高級なクラブのような会員制のお店もあります。
複数接客が主流ですが、1人で複数のお客様の接客をしたり、複数のキャストで1人のお客様を接客したりとその内容はお店のコンセプトや混み具合によって様々です。
主なお仕事内容
お店の形態によりますが、基本的にはキャバクラのお仕事と似ていると言えるでしょう。
高級な会員制ラウンジの場合は、ウエイターがお酒作りを担当することもあります。
指名制度はなく、ママの采配で指定されたテーブルに担当としてつくのが一般的です。
お店のコンセプトによってお仕事の内容にも大きな違いがあるため、働き始める前によく確認するようにしましょう。
給料形態
お給料は時給制の場合が大半です。
時給は2,000円~5,000円程で、高級感のあるお店ほど高時給に設定されています。
スナックとラウンジは明確な線引きをされていない場合が多いです。
一般的にどのような違いがあるのか気になる方はこちらもチェック!
クラブ
お店の特徴
会員制の高級なお店が多く、社交場としての側面が強いのが特徴です。
企業の重役など地位の高いお客様が多く来店されるため、容姿だけでなく知性や教養を重視した採用を行うことがあります。
また、ひとつのお店に複数のママがいることもあるようです。
主なお仕事内容
クラブでは、1人のお客様に対して2人以上のキャストがつくことが多いという特徴があります。
お仕事の内容自体はキャバクラと大きな違いはありませんが、企業間の接待などで利用されることも多いため、接客にはより一層気を付けなくてはなりません。
高級なお店であればあるほど、場の空気を読む力や所作など、求められるレベルが高くなることも踏まえて検討しましょう。
キャストへの指名制度はありますが、一度指名したら変更できない永久指名制度を採用しているお店が多いです。
そのため、指名を受けたお客様を再来店に繋げるためのメール連絡などの営業も大切な仕事となっています。
給料形態
クラブのお給料は日給制が多く、平均日給は2万円~3万円程。
売り上げによってスライド式にお給料が変動するところが多いようです。
ニュークラブ
少し高級なキャバクラという認識のお店が多いようです。
キャバクラという名称を避けるためにニュークラブを名乗っているお店も多く、お仕事内容や給料形態はキャバクラと同じところがほとんどです。
ショークラブ
基本の接客スタイルや給料形態はキャバクラと同じですが、キャストが歌やダンスなどのショーで楽しませてくれるお店です。
近年はプロのダンサー・シンガーを目指しているようなキャストも多く在籍していて、ショー全体のレベルも上がっているのだとか。
人前でのパフォーマンスに興味のある方にはぴったりなお店です。
朝キャバ/昼キャバ
その名の通り、朝や昼に営業しているキャバクラのことです。
朝キャバは朝4時~昼12時頃まで、昼キャバは13時~18時頃までの営業が一般的で、「夜の時間はどうしても働けない!」という大学生や主婦、シングルマザーが多く在籍しています。
キャバクラやホストクラブで働く同業者が仕事終わりに訪れる場所となっているお店も多いようです。
お給料は夜に比べると安く設定されていますが、夜型の生活になる心配がないので、ナイトワーク未経験の方でも安心して働けます。
あなたに合ったナイトワークを探そう!
今回は一般的なものをご紹介しましたが、ナイトワークはそれぞれのお店で独特のコンセプトがあり、一口に説明することはできません。
それぞれのお店のカラーを見極めるには、体験入店をしてみるのが一番です。
気になるお店を見つけたら、まずはどのような形態のお店なのかきちんと確認するようにしましょう。
▼気になる働き方を見つけたら、「業種検索」をしてみましょう!
▼ナイトアルパInstagramはこちら
▼ナイトアルパTwitterはこちら