ホストは高収入を得たい男性に人気のお仕事!
きらびやかな世界ですが、安易な考えで飛び込むと痛い目にあってしまうかも…。
ホストとして成功するには、どんなことに注意すればよいのでしょう。
今回は、ホストとして働くうえで大切にしたいことについて解説します。
Contents
ホストのお給料は歩合制!
ホストクラブは高収入というイメージが強いですが、ほとんどのお店の給料形態は完全歩合制です。
売り上げ金額に応じてお給料が増減するので、高収入を得ているホストは、それだけ大きく売り上げているということになります。
高収入を得るためにはお客様の協力が不可欠。とはいえ、お客様とお金を結びつけすぎるのも考えものです。
売り上げを伸ばすのはもちろん、そのうえでお客様に楽しい時間を提供するためには、どのようなことに気をつけるとよいのでしょう。
積み重ねとタイミング
ホストとして働くうえで忘れてはいけないのは、日々の積み重ねで少しずつ売り上げを伸ばしていくという意識を常に持っておくことです。
一度にたくさん売り上げようとしても、お客様の気持ちが伴わなければ長くは続きません。
売り上げに必死になりすぎて、お客様に「行く度に大金を使わせようとしてくる」と思われないようにしましょう。
もうひとつ大切なのは、大きなお金が動くタイミングを逃さないことです。
お店には、バースデーを始めとした大型イベントや、売り上げ・指名本数によって順位が決まる時期など、大きなお金が動くタイミングがあると思います。
売り上げが必要な時期から逆算して、日々の接客やメール営業などで来店を促しましょう。
それに加えて、「今日は奮発しちゃおう」と思ってもらえるようなタイミングを自ら作ることも大切です。
例えば、「初指名から1年」「○回目の来店」など、お客様との記念日を作り、「お祝いしよう!」と持ちかけてみましょう。
「覚えていてくれた!」という喜びから来店してくれたり、ちょっと高めのお酒をおろしてくれるかもしれません。
このように、「特別感」を演出して、自らお客様を呼び寄せる工夫も大切です。
お客様の負担を考慮する
ホストにとっては、たくさんお金を使ってもらうのが仕事のような部分があります。
ついつい高いお酒を注文させたり、何度もお店に来るよう誘ってしまったりすることもあるでしょう。
あなたを応援してくれるお客様のなかには、背伸びして高いお酒を頼んでくれる方もいるかもしれません。
しかし、お客様にもそれぞれ使えるお金の限度があります。
今回これだけ使ってくれたから次も、その次も…と要求がエスカレートしていくと、最初は頑張ってくれるかもしれませんが、いつしかお客様の心は離れていってしまいます。
特に、指名本数が少ない時期にはやってしまいがちなことですが、ひとりのお客様に負担をかけすぎないように気をつけましょう。
目の前の売り上げを意識するばかりに、せっかく指名してくれたお客様を失ってしまうことにもなりかねません。
自分のことばかり考えず、支えてくれるお客様への配慮を忘れないようにしましょう。
永久指名制度に気をつけよう
「本指名」でも油断しない
売り上げを伸ばすためには、まず指名本数を増やすことが大切です。
ホストクラブには「本指名」「場内指名」「ヘルプ指名」「送り指名」の4つの指名があります。
なかでも、大きな売り上げにつながるのは「本指名」です。
ホストクラブの多くは、永久指名制度を採用していて、一度「本指名」をしたら担当のホストを変更できないという決まりがあります。
そのため、ホストにとっては、一度「本指名」を獲得すれば、そのお客様が来店する度に指名料やその日の売り上げを得ることができるのです。
一見、安心なように感じられますが、大切なのは永久指名制度だからといって油断しないこと。
たしかに、システム上お客様が担当ホストを変更することはできません。そのため、「本指名をもらったんだから何をしてもいいだろう」という勘違いが生まれがちです。
担当を変更できない代わりに、あなたとの時間が楽しくなくなってしまったお客様は、お店に来なくなります。
そうなると、あなたの売り上げだけでなく、お店全体にも影響が出てしまいますよね。
永久指名のホストクラブだからこそ、気をひきしめていきましょう。
強引に指名させない
ホストクラブを楽しみたいお客様にとって、どのホストを指名するかはとても重要です。
色んなホストの接客を受けて慎重に選びたいと思うのは当然ですよね。
初回の来店時には、指名をせずテーブルに来るホストをお店に任せる場合と、気になるホストを「場内指名」する場合があります。
どちらにせよ、複数のホストがかわるがわる接客するとなると、「指名したい!」と思ってもらえるようなインパクトが不可欠です。
しかし、指名を獲得することに前のめりになりすぎてはいけません。
お客様のなかには押しに弱かったり、その場のノリなどによって「本指名」をしてくれる方もいますが、あまり良いことにならない場合も多いようです。
原因は、「自分の意思で指名した!」という感覚が薄くなってしまうこと。
後になって「こんな人だとは思わなかった」「何度か通ってみたけどやっぱり話が合わない…」などの不満がつのり、最終的にはお店に来なくなってしまいます。
「指名して損した!」と思わせないように、指名の迫りすぎには注意しましょう。
ヘルプ指名・送り指名を大切に
ホストクラブには、「ヘルプ指名」「送り指名」というものもあります。
「ヘルプ指名」は、「本指名」とは別に、テーブルについてお酒の用意などのサポートを行うヘルプを指名できる制度です。
ヘルプとして指名されても、そのテーブルでの注文は自分の売り上げにはつながりません。
ただし、「ヘルプ指名」にも指名料を設定しているホストクラブが大半なので、そこで売り上げを伸ばすことができます。
働き始めの頃など、思うように指名を得られない時は、まずはヘルプとしての腕を磨き、「ヘルプ指名」を受けられるような仕事ぶりを身につけましょう。
また、「送り指名」はお客様退出時に出口まで送るホストを指名できるという制度です。
大体のお店では、初回来店で「本指名」のないお客様にのみ適用されます。
「送り指名」には指名料が発生しない場合が多く、それだけで売り上げにつながるわけではありませんが、「送り指名」したホストを次回の「本指名」にするパターンも多くあります。
大体の場合、「送り指名」をしてくれたお客様とは連絡先を交換しているはずです。もし接客中に交換していなかったら、帰り際に声をかけてみましょう。
来店・指名へのお礼はもちろん、定期的に連絡をして、次回につなげましょう!
どんな会話で盛り上げる?接客のコツ
フリー席は時間との勝負!
指名のないフリーの席では、複数のホストが入れ替わりで接客します。
そのため、ひとりの持ち時間は10~20分程。
時間配分が勝負のカギを握ります。
自分の話ばかりしていてはつまらない印象を与えてしまいますし、お客様の話を聞くばかりでも、指名したいと思ってもらえるほどのインパクトを残せません。
指名につながる「自己アピール」と「居心地のよい空間作り」を並行して行うことが大切です。
何度かチャレンジしてみて、ちょうどよいバランスを見つけましょう。
指名のお客様にこそ気配りを
永久指名制度があるため、指名のお客様をつなぎとめるという意識は薄れがちです。
しかし、指名をしてくれているお客様にこそ、初心を忘れず丁寧な接客をすることを心がけましょう。
例えば、他のテーブルでも指名されてしまった際、席を離れて全然戻ってこないと、「せっかく来たのに…」という残念な気持ちにさせてしまいますよね。
ボーイさんに「○分経ったら声をかけて」と頼んでおくなど、適度なタイミングで戻れるような工夫をしましょう。
このような細やかな配慮ができるかどうか、お客様はよく見ていますよ。
メール営業で来店へ
ホストクラブのもうひとつの大切な仕事は、営業です。
ホストの営業とは、主にメールや電話を使ってお客様と連絡をとり、来店を促すのが目的です。
メールの頻度や内容は、お客様のタイプによって使い分ける必要があるので、よく観察するようにしましょう。
内容で注意したいのは、「お店に来て」と言いすぎないことです。
一方、あまりに頻繁にやりとりをしてしまうと、そこで満足してしまい、お店に来てくれなくなる危険性もあります。
軽い会話や近況報告を交えながら、「また会いに行きたいな」という気持ちにさせられるようにしましょう。
ポイントを押さえて「選ばれ続ける」ホストへ
お給料が歩合制であること、永久指名制度があることによって、自分本位な接客になってしまいがちなホストの世界。
ホストとして働くには、大切にしておきたいポイントがたくさんあります。
共通しているのは、「お客様の気持ちを考えること」です。
あなたと会って、楽しい時間を過ごすために、お客様はホストクラブへと足を運んでくれます。
ホストの素晴らしい接客があってこそ、成り立つお仕事です。
「楽しい時間だった!」と思ってもらえる接客ができれば、自然と売り上げも大きくなるはず。
まずは目の前のお客様に丁寧な接客をすることを心がけましょう。
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