キャバクラの料金システム

キャバクラの料金システムとは?キャバ嬢なら知っておきたいお給料との関係

キャバクラで働く前に、知っておきたいお店の料金システム。

キャバ嬢のお給料は、お客様が払ったお金やもらった指名の数によって変化します。

なににどのくらいの料金が設定されているのかを把握しておけば、ぐっと働きやすくなるんです。

そこで、今回はキャバクラの料金システムとそれに伴うお給料への影響を解説します。

 

キャバクラの料金システム

キャバクラの料金システム

まずは、キャバクラではどんなものに料金が設定されているのかチェックしましょう。

お店によって設定は様々ですが、ここでは代表的なものをいくつか挙げてみました。

セット料金

キャバクラは、入店して席についた段階でセット料金(チャージ料金)が発生します。

いわゆる席代というものです。

1セットの時間はお店によって様々ですが、60分前後であるところが多いようです。

1セット5,000円~7,000円程で、大体のお店ではお客様が自由に飲めるお酒(ハウスボトル)代も含まれています。

延長料金

1セットの時間が来ても物足りない時には、滞在時間を延長できるシステムがあります。

延長時間はお店によって様々で、1セットの半分程度の時間か、1セットと同じというところが多いでしょう。

延長料金はその延長時間によって、セット料金の半額もしくは同額程度に設定されています。

時間が来る度にお客様に延長を確認するお店と、自動的に延長されるお店があります。

TAX

キャバクラにおけるTAXとは、それぞれにかかる料金に上乗せされる金額のこと。

一般的には消費税だけですが、キャバクラなどのナイト業界ではサービス料等を含んだ15%~25%程が上乗せされます。

表示の仕方は様々で、消費税とサービス料を別個にしている場合や「税サ込」として、はじめから消費税+サービス料込みの料金にしている場合などがあります。

どちらにせよ、通常のお買い物の際の消費税同様、必ず支払わなければならないものです。

ボトル・ドリンク代

セット料金に組み込まれているハウスボトルは、お客様しか飲むことができません。

キャバ嬢と一緒にお酒を楽しむには、ボトルもしくは単体のドリンクの注文が必要です。

ボトルの値段はピンキリで、安くて3,000円程、高いものだと数十万円にもなることがあります。

お酒を割るための氷やミネラルウォーターにも500円~1,000円程の料金が設定されているお店もあるようです。

また、ドリンクはノンアルコールのものも含めて500円~2,000円程となっています。

飲みきれなかったボトルはお店にキープしておくこともできるので、定期的に通うような方にはおすすめしてみましょう。

指名料金

キャバ嬢を指名するには料金が発生します。

指名料金は1,000円~3,000円程が相場で、「本指名」と「場内指名」で料金に差をつけていたり、人気のキャバ嬢には高い料金を設定しているようなお店もあります。

同伴料金

外でキャバ嬢と会って、そのまま一緒にお店に出勤する同伴(同伴出勤)の料金は、1回2,000円~5,000円程です。

キャバ嬢と一緒にお店に入ることになるので、自動的に「本指名」をする形になります。

そのため、同伴をする場合は、指名料金もかかるということを意識しておきましょう。

キャバクラの料金相場はどのくらい?

キャバクラの料金相場は?

それでは、1回キャバクラで遊ぶのに必要な料金は、どのくらいが相場となるのでしょう。

まず、キャバクラにかかる料金には、行くだけで発生するもの追加で発生するものがあります。

指名なしでキャバ嬢のためのドリンクも注文せず、1セットで帰る場合は、セット料金とTAXのみなので、6,000円~8,000円程が相場です。

とにかくお金をかけたくない、仕事の付き合いで来ただけというお客様はこのくらいの料金を想定していると考えましょう。

この金額が基準となり、あとはどのようにキャバクラを楽しむかという部分によって変わってきます。

お気に入りのキャバ嬢に会いに来るのが目的であれば毎回指名料金が発生し、さらにお店の外でも会いたいと思えば同伴料金も発生します。

参考までに、同伴・指名をして、キャバ嬢のためのドリンクを2杯注文、さらに1セット延長した場合を一例として挙げてみましょう。

 

  • セット料金…5,000円
  • 同伴料金…3,000円
  • 指名料金…2,000円
  • ドリンク代…2,000円(1,000円×2)
  • 1セット延長…5,000円
  • TAX…20%

この場合、合計は20,400円となります。

お気に入りのキャバ嬢を指名してドリンクを飲みながら楽しく過ごしたいお客様の場合、安くとも2~3万円程が相場となると思っておくとよいでしょう。

お客様のタイプによって、どのくらいを相場と考えているかは異なります。

キャバクラの楽しみ方はそれぞれ違うものなので、やみくもにお金を使わせようとせず、お客様に合った接客を心がけましょう。

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売り上げとお給料の関係

キャバ嬢のお給料とキャバクラの料金システムの関係

キャバ嬢がお店の料金システムを理解しておいた方がよい理由は、お客様が支払った金額がお給料に直結する場合があるからです。

キャバ嬢のお給料は基本的には時給制で、時給を決定するシステムはお店ごとに異なります。

代表的な時給システムは以下の通りです。

  • 売り上げスライド式
  • 指名本数スライド式
  • ポイントスライド式

それぞれ名前としてついているものを参考に時給を決定します。

加えて、バックと呼ばれる時給とは別のお金をプラスでもらうことができるお店がほとんどです。

お店によって基準は様々ですが、指名や同伴の数によって、お給料としてもらえるバックの金額が変動します。

ここからは、お客様が支払ったお金がそれぞれどのようにキャバ嬢のお給料に影響するのか見ていきましょう。

 

▼キャバクラの詳しいお給料システムについてはこちらの記事にまとめているので、ご参考にしてください!

売り上げ総額はお給料にどう影響する?

お客様が支払った金額の合計は、売り上げスライド式時給システムを採用しているお店にとってはとても重要なものです。

1か月の売り上げに応じて時給が決定するので、このシステムを採用しているお店で働く場合は、より多くのお客様により多くのお金を使ってもらうことに注力していくことになります。

指名本数やポイントによって時給を決定しているお店であれば、売り上げがいくら多くても直接反映されることはありませんが、売り上げバックとして、売り上げ金額の10%程がお給料としてもらえるお店もあります。

指名本数で時給変動、バックも獲得!

まず、指名本数スライド式時給システムを採用しているお店であれば、指名本数によって時給が決定されます。

「本指名」での接客1セットを「指名1本」としてカウントし、1か月20~29本なら時給3,000円、30~39本なら時給4,000円というように変動します。

ポイントスライド式時給システムの場合も、「本指名」2P、「場内指名」1Pのようにそれぞれポイントが設定されているでしょう。

また、時給システムにかかわらず、指名には大抵バックがついているので、キャバクラで働くうえでは非常に重要です。

「本指名」1本で500円~1,500円、「場内指名」はその半額程がバック金額として設定されています。

お給料アップを目指すなら、1本でも多くの指名を獲得したいですね!

お酒が飲めなくても安心!ソフトドリンクにもバック発生

キャバクラの料金とお給料、ドリンクバック

ポイントスライド式時給システムでは、ボトルやドリンクにも料金に応じてポイントがついています。

また、こちらもバックが設定されていることがほとんど。

ボトルバックは料金の10~15%程、ドリンクは1杯100円~500円程が相場です。

キャバクラといえばどんどんお酒を飲んで稼ぐ!というイメージがありますが、ソフトドリンクにもドリンクバックが設定されているお店が多いので、お酒が飲めなくても安心です。

同伴は指名とセットでお得!

ポイントスライド式時給システムでのポイント設定はもちろん、同伴にもバックが設定されています。

同伴バックは、1回につき2,000円~4,000円程です。

また、同伴でお客様と一緒にお店に出勤すると、自動的に「本指名」も獲得することになります。

出勤と同時に「本指名」のお客様がいるという状況そのものも売り上げアップにつながるので、うまく活用していきましょう!

料金システムを理解してお給料アップを目指そう

キャバクラの料金システムを理解してお給料アップを目指そう

お店の料金システムが分かれば、働き方が見えてきます。

それぞれの料金がキャバ嬢のお給料にどのように影響するかは、お店の時給システムによるものが大きいので、働き始める前に確認しておきましょう。

なににどのくらいの料金が設定されているのかを理解しないまま、やみくもに接客していると、お客様に思わぬ負担をかけてしまうこともあります。

「毎回無茶なことを言ってくるなあ…」と思われてしまうと、徐々にお客様の心は離れていってしまいます。

お客様の懐事情も探りつつ、お給料アップを目指しましょう!

 

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