岡山のスナック「NOB」

マニュアルがない面白さ -NOB・しょうこさん

岡山のスナック「NOB」

 

夜のお仕事は「NOB」が初めてで、もう6年も続けているしょうこさん。

物腰や仕草の一つ一つが気遣いにあふれていて、お話をしているだけでとても癒されます。

お店の知名度アップと、自分の夢に向かって毎日素敵に働かれている姿に迫りました。

 

岡山駅チカで即決

ーこのお仕事を始めることになったきっかけを教えてください。

お昼の仕事より、夜の仕事の方がお給料が良いからというのが一番ですね。

20歳の頃、求人誌の募集を見てすぐに応募しました。

電車で通おうと思っていたので、このお店は岡山駅前から歩いて来られるということで、一番に電話して決めました。

夜の仕事はこのお店が初めてで、もう6年も在籍しています。

 

 

ー初めての夜のお仕事に不安はありませんでしたか?

仕事の内容よりは、女の子同士の人間関係が怖いんじゃないかと不安がありました。いじめとか派閥とかがあるっていうイメージが…

でも、このお店はママがいなくて、オーナーがトップで運営していますし、女の子の関係も良くて派閥がないので、スムーズに働きだすことができました。

「NOB」はきっちりルールがあることでも有名なスナックで、どちらかというとお客様に対して厳しいお店なので(笑)働く身としては「お店が守ってくれている」という安心感がありますね。

 

お客様からのお叱りをバネに

岡山駅前のBar「NOB」

 

ーこのお仕事で大変だったことや失敗エピソードはありますか?

もちろん、最初の頃は失敗もたくさんしました。

お仕事上、目上の方とお話することが多いのですが、どういう反応をしたらよいかが分からず悩みましたね。

ニュースのお話をされても、自分が勉強不足なんですが、全然ついていけなくて。

受け答えが上手くできずにいたらお客様から「つまらない」とお叱りをいただいたりしました。

お金を払っている以上、お客様にとっては「新人であろうとなかろうと関係ない」ということもご指摘いただきました。

本当にその通りだと思います。お話をただ聞くだけがこの仕事ではないですしね。

それからはきちんと、毎日ニュースを見るようにしたり、自分が知らない世界のことでも、興味をもって知ろうとしたり。 

新人の頃はお客様に教えていただくことが多かったです。

 

 

ー失敗した時などにお店からはフォローがありますか?

お客様からご注意を受けた時でも、お店からは「大丈夫!怒られることも勉強だから」と言ってもらっていました。

新人なら注意されることは当たり前。誰しも初めから上手くはできないですよね。

「怒られることは当たり前なんだから」とお店からは言ってもらえていたので、「毎日が勉強」と思えました。

「悔しい」と思えれば、自分で直そうとも思えますし。その悔しさを忘れずに、改善していくことが大切だと思います。

 

 

ー入店したばかりの頃はどのように指導してくれるのでしょうか?

新人にはベテラン先輩スタッフが一対一でついて教えてくれます。

でも、逐一教えてくれるわけではなく、見て・真似して・学びなさいと言われました。

このお仕事は、お昼の仕事みたいにマニュアルがないんですよね。なので、自分で考えることが必要になってきます。

先輩の良いところをずっとついて見て、勉強することがまず最初にすべきことです。

お客様とのお話に夢中になるのではなく、「先輩の仕草を見る”観察力”が大切だよ」と言われました。

さっきも言ったようにお話をするだけがこの仕事ではなくて、言葉遣いや気遣い、お酒を作るタイミング、お煙草に火をつけるタイミング…いろいろとお客様がしてほしいと思っていることを言われてするのではなく、その前にいかに気づいてタイミングよくできるかが一番重要ですから。

ナイトワーク専門求人情報サイト「ナイトアルパ」

普通に過ごしているだけではできない経験

岡山市北区のスナック「NOB」のキャスト

 

ーこのお仕事の良いところはありますか?

1つに、ネイルやメイクなどのオシャレが自由にできるのはとても嬉しいです。

普通のお仕事だとネイルや服装も自由にできないし、髪の毛もメイクも大人しくしないといけないから制約がありますよね。

もう1つは、昼の時間が自由に使えることですね。

私はネイルの勉強をしていて、将来的にもネイリストになりたいと思っているので、夜働いて昼は勉強というように、したいことが優先できるのはメリットだと思います。

 

 

ー仕事を始めて感じた、自分の中の変化はありますか?

お昼の仕事だけではできていなかっただろうことが、今の仕事を通じてたくさんできるようになったと感じています。

例えば、私は結構人見知りだったんですけど、今は基本的に自分から話しかけられるようになって、誰とでも話せるようになりました。性格も明るくなったと思います。

 

一般的に「夜のお仕事」と言ったら、昼の仕事からしたら見下されることもあるかもしれないですけど、相手に対しての気遣いや心配りなどができるようになったのは、絶対に今の仕事を始めたからだと思います。

 

 

ーそれはなぜでしょうか?

普通に過ごしているだけではできない経験をたくさん積み重ねたからですね。

例えば、大手企業の役員の方や芸能人・スポーツ選手の方とお話する機会なんてなかなかないと思うんですが、このお仕事だとそういった方々と面と向かって会話ができます。

テレビに出ていらっしゃる方を目の前にすると緊張もしますが、意外にみなさん普通の方なんだなと(笑)

テレビでは聞けないようなお話も聞くことができて勉強になりますし、今まで自分が興味のなかった世界でも、一度その方とお会いすると親近感や興味がわいてきます。
なので、その方が出ているテレビを見るようになったり、スポーツを見るようになったり。自分の中の世界が広がりますよね。

 

「自分のためになる」と思えるお店を選んでほしい

有名人・スポーツ選手など県外からのお客が多いBar「NOB」

 

ー「NOB」の客層はいかがですか?

やはり駅前にあるということもあって、出張で来られる方など基本的には県外のお客様が多いです。

岡山に来られるたびに「NOB」に来ていただけるというのは嬉しいですよね。これだけいろんなお店がある中で。

いつもここに戻ってきてくださるというのは本当に「嬉しい」「やってて良かった」と思う瞬間です。

いろんな方が来てくださるのは、オーナーの力も大きいとは思いますが(笑)

 

 

ーお店の将来の目標はありますか?

もっといろんな方に「NOB」を知ってもらえるようにしていきたいです。

「駅前といえばNOBだよね」と言っていただけるように、知名度を上げていきたいです。

それから、私は今女の子の指導係をしているのですが、在籍も長くなってしまったので、次世代の若い子たちにどんどん育ってほしいと思っています。

そんなに偉そうなことは言えないんですが、女の子は選ぶお店次第で成長できる度合いや方向性が違ってくると思います。

やみくもに飛び込む前に、自分がこうなりたいと思う姿をきちんと立てて、いろんな経験ができて自分のためになると思えるきちんとしたお店を選んでほしいです。

「NOB」は本当に働きやすくて、自分を高められる場になると思いますので、勇気を出してきてほしいです。

 

未経験歓迎の岡山のスナック「Bar NOB」

 

(インタビュー・テキスト:森 真充 撮影:松本 史樹 編集:木山 裕美子)

 

ナイトワーク専門求人情報サイト「ナイトアルパ」