アジアンパブ「ダバオ(DAVAO)」は、一般的なキャバクラのように会話を楽しむことはもちろん、ステージでカラオケを歌ったりディスコを踊ったりもできる、とにかく”明るい”という言葉がぴったりのお店です。
元コンピュータプログラマだったという店長は、異業種への転職からどのようにお店を作り上げたのか、そして今も心がけている異文化間のコミュニケーションの取り方を教えていただきました。
「面白そうだな」から始まった
ーこちらで働くきっかけは何でしたか?
オーナーとは同級生で、20年ぶりに会った時に「今こういう店をやってるんだ」とこのお店を紹介されたのがきっかけです。
雰囲気も良いし、みんな楽しそうに働いているのが印象的で「面白そうだな」という印象を受けました。
前職はコンピュータプログラマだったんですが、サービス業にも興味があったので「やってみようかな」と思い、働き始めました。
お店の設備関係などは、プログラマ時代の経験を活かせていますね。
ー異業種への転職ですが、不安はなかったですか?
オーナーが知り合いだったことで、そこまでの不安はなかったですね。
このお店のお客様はいい方ばかりで、接客をしていて楽しいです。
もちろん最初は苦労しましたね。
お客様を覚えることに時間がかかってしまって、顔は分かるけど、名前が一致しないとか、「いつもの」と言われてもいつものが何か分からないとか、しょっちゅうでしたよ(笑)
ただ、お客様に助けられてきたと言いますか、ノリが良くてお優しい方が多いので、本当なら失敗になってしまうことも、失敗にならずに済んでいるところがありまして、大変感謝をしています。
大切なのは言葉ではなく”本気度”
ー店長というお仕事のやりがいはなんでしょうか?
やはり、お店を盛り上げていくにはどのようにしたらよいかを考えている時にやりがいを感じます。
どうやって売り上げを合わせていくか。どのようにスタッフたちのモチベーションを上げていくか。お客様に来てもらうためには、どのようなイベントを開いたらよいか…などなど、考えるべきことやるべきことはたくさんあります。
だから、実際に来てくださったお客様に笑顔で「また来ますね」っておっしゃってもらえた時は本当に嬉しいですね。
ースタッフは多国籍な方が多いと思いますが、大変に感じることはありますか?
コミュニケーションなどが難しいというイメージがあるかもしれませんが、とにかくみんな明るくて元気なんです。
それに仲間意識も高く、家族想いで優しい人たちばかりです。
「言葉の壁」などと言われますけれど、大切なのは言葉ではなく、本気度をどれだけ示せるかだと思います。
伝えようとする姿勢だったり、お店の雰囲気作りなど、こちらが真摯に向き合ってることが伝われば、大丈夫です。
お国柄が違っても同じ人間だと感じます。こちらが本気であれば、それはきちんと相手に伝わるものです。
ー今後、このお店をどのようにしていきたいですか?
まずは倉敷で一番楽しく時間を過ごせるお店にしたいです。
いろんな方に「あのお店面白いよ」って言っていただけて、口コミでどんどん伝わっていくようなお店にしたいですね。
もちろん働くスタッフにも楽しんでもらいたいです。
とにかく楽しいことが好きな人にはオススメのお仕事だと思います。
やる気がある人はどんどん成長できる環境がありますし、一緒に楽しく働きたい方を大歓迎しています。
(インタビュー・テキスト:杉野 孝幸 撮影:松本 史樹 編集:木山 裕美子)
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